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通訳・翻訳者リレーブログ

夏にふさわしい音楽

[2006.08.01]投稿者:ガットパルド(gattopardo)

・・・ってね、そんな、たいしたことを書くわけではないんです。
ふっと、パリの話にもそろそろ飽きたし、次の話題は何にしようか・・・と思って。このサイトには、通訳や翻訳の現場の仕事の話を、まず書くべきなんではないか、という思いはあるの。でも、最近私に舞い込む話ときたら「あまり公にしないでほしい」という断りつきの翻訳依頼だったり、アメリカ出張という大きな予定まで組まれているんだけど、半分はあそびみたいな、高校時代の友人から頼まれた某舞台プロジェクトへのヘルプだったり、どうも「真面目な本格派の仕事」というふうには、書きづらいことばっか。
でもね、誤解のないように言っておくと、私にとっての「ビジネス」の概念は「心と体と頭脳を使って、人の役に立つことをし、その報酬として、契約関係にもとづいて金銭の授受が行われる。」ことです。この定義にあてはまることなら、頼まれればなんでもやっていますよ、はい。
前置きはここまで。
まあそんなわけで、あまり仕事のこと大見得を切って書けなくて、すみません。
じゃあ、何を書こうかな・・・とふと考えて、最近、冬からずっと聞いてるCDやテープが「どうにも暑苦しい・・・」なあ、と。衣替えよろしく、普段のBGMも、だいたい6月を境に夏向きのものに変えるんだけど、今年はその時期にパリにいて、うっかりタイミングを外してしまった。ずるずると「冬物」を聞いてたら、なんだか梅雨の雨が耳にまでじっとり降ってきそうな感じがして、いかんいかん、音楽を変えなくては! と、ここ何日か思っている。
しかし、いざ「さわやかな音」を選ぼうと思ってみても、なかなか良いものが浮かばない。ただひとつ、井上陽水の「なぜか上海」という曲を聴くと、どういうわけか隅田川花火とか、ノースリーブを来てジェットコースターに乗ってる気分とか、そういうイメージが浮かんで「あれは、なぜか、夏っぽい。」とか思うので、陽水氏のベスト盤というのが、まず毎年の必須アイテム。
クラシック音楽だと、ドイツの作曲家のものはあんまり夏に聞く気がしない・・・例外はバッハの「G線上のアリア」で、あの曲は、どういうわけかエアコンみたいな効果があって、部屋の温度が下がる気がする。
では自分の得意分野のフランスのシャンソン、イタリアのカンツォーネはどうか?というと、これは、どっちもあまりよくない。シャンソンはどの曲を聴いても景気がいい感じがしないし、カンツォーネ、とくに南イタリアのナポリ地方のメジャーなものに至っては、かえって暑苦しさが増すばかり。
あ、でも、あまりものごとを真剣に考えたくない季節には、エリック・サティとかが妙にハマる。枯葉の季節以降になると、軽すぎるきらいがして気にいらないんだけど。そういえばサティの生まれ故郷のオンフルールという港町に去年の夏、行ってみたけど、なんともまあ、得体のしれない現実ばなれした観光地でした。うん、あの雰囲気を東京の片隅で脳裏に再現して、さらさらさら〜〜〜っと夏をやり過ごすのはいい考えかも。
深夜に放送してる「カウントダウンTV」ていうの、ときどき見てるんですが、いやはや、老若男女、東西新旧とりまぜて、いろんなミュージシャンさんがいますね。そして、舌を噛みそうな名前のユニットのなんと多いこと。最近の流行にはもう、ついていけないわ、悲しいけど。
あと1ヶ月もすれば、また秋を先取りして「おもわず顔が下を向いてしまいそうな」曲が恋しくなるんだから。
八月の、第壱日目の、思いかな。


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すーじー

すーじー
1998年春、研究留学する夫に同行して渡米。大の苦手だった英語をイチから学びなおすことに。現在はシカゴ在住のフリーランス英日翻訳者として、マーケティングから金融・経済まで幅広い分野のビジネス案件にたずさわる。最近、興味があるのは、DIYと健康になること。[2016年1月start!]

いぬ

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幼少期より日本で過ごす。大学留年、通訳学校進級失敗の後、イギリス逃亡。彼の地で仕事と伴侶を得て帰国。現在、放送通訳者兼映像翻訳者兼大学講師として稼動中。いろんな意味で規格外の2児の父。[2008.4.1 start!]

アース

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田舎の翻訳者。外国留学・在留経験ナシ。都会生まれの都会育ちだが、現在はド田舎暮らしで、ネットのありがたさにすがって生きる日々。何でも楽しめる性格で、特に生き物と地球と宇宙が大好き。でも翻訳分野はなぜか金融・ビジネス(英語・西語)。宇宙旅行の資金を貯めるため、仕事の効率化(と単価アップ?!)を模索中。[2015年12月終了]

ぺこたん

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高校までをカナダと南米で過ごす。現在は、言葉を使いながら音楽や芸術家の魅力を世に広める作業に従事。好物:旅、瞑想、東野圭吾、Jデップ、メインクーン、チェリー・パイ+バニラ・アイス。[2007.6.1 start!]

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英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。[2007.5.1 start!!]

さるるん@ロシア

さるるん@ロシア
米系銀行勤務後、米国留学中にロシア人の夫と結婚。一児の母。我が子には日露バイリンガルになってほしいというのが夫婦の願い。そのために日本とロシアを数年おきに行き来することに。現在、ロシア在住、金融・ビジネス分野を中心としたフリーランス翻訳者(英語)。[2013年7月終了]

トナカイ

トナカイ
フィンランド・ヘルシンキ在住の多言語通訳・翻訳者。日本で金融機関に勤務の後、ヨーロッパへ。留学中に大学講師を務め、フィンランド移住後は芸術団体インターンなどを経て現在にいたる。2児の母。[2010年10月終了]

昼顔

昼顔
外資系金融、在ジュネーブ日本政府代表部での勤務を経て、外務省職員として採用。帰国後は民間企業にてインハウス通訳者としてキャリアを積み、現在は日英仏フリーランス通訳者として活躍中。昨年秋からはNYに拠点を移す。趣味は数年前から再び始めたバレエと映画鑑賞と美味しいモノの食べ歩き。[2010年3月終了]

フレッヒ

フレッヒ
高校時代をドイツで過ごし、日本の大学を卒業後、再び渡独。ドイツでの日本企業勤務を経て10年前よりフリーランスドイツ語通訳者として活躍。車関係全般・ジュエリー・スポーツ関係・整形外科分野を得意とする。普段はワイン・焼酎をこよなく愛し、庭で取れたハーブやジャガイモで主人や友人達とBBQしながら休日を過ごすのが大好き。そして大の八重山諸島フリーク。[2009年2月終了]

パンの笛

パンの笛
幼少時に英国に滞在。数年の会社勤めを経て、出産後の仕事復帰を機に翻訳を本格的に学習。現在はフリーランスの在宅翻訳者。お酒好きで人好き、おしゃべり好きの一児の母。[2008年4月終了]

かの

かの
幼少期を海外で過ごす。大学時代から通訳学校へ通い始め、海外留学を経て、フリーランス通訳デビュー。現在は放送通訳をメインに会議通訳・翻訳者として幅広い分野で活躍中。片付け大好きな2児の母。[2008年3月終了]

まめの木

まめの木
ドイツ留学後、紆余曲折を経て通翻訳者に。仕事はエンターテインメント・芸術分野から自動車・機械系までと幅広い。色々なものになりたかった、という幼少期の夢を通訳者という仕事を通じてひそかに果たしている。取柄は元気と笑顔。[2007年11月終了]

the apple of my eye

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日本・米国にて商社勤務後、英国滞在中に翻訳者としての活動を開始。現在は、在宅翻訳者として多忙な日々を送る傍ら、出版翻訳コンテスト選定業務も手がけている。子育てにも奮闘中![2007年5月終了]

仙人

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大学在学中に通訳者としての活動を開始。卒業後は、外資系消費財メーカーのマーケティング分野でキャリアアップ。その後、外資系企業のトップまでキャリアを極めた後、現在は、フリーランス翻訳者として活躍中。趣味は、「筋肉を大きくすることと読書」[2007年4月終了]

ガットパルド(gattopardo)

ガットパルド(gattopardo)
伊・仏・英語通翻訳、ナレーション、講師など、幅広い分野において活動中のパワフルウーマン。著書も多数。毎年バカンスはヨーロッパで![2006年8月終了]

Hubbub from the Hub

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幼い頃から英語に触れ、大学在学中よりフリーランス会議通訳者として活躍、現在は米国大学院に籍を置き、研究生活と通訳の二束のわらじをはいている。[2006年8月終了]

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大学在学中に通訳デビュー。外資系企業勤務を経て、フリーランス通訳者に。会議はもちろん、音楽、舞台、映画などの分野でもひっぱりだこ。クライアントからの指名率も高い。[2005.11月末終了]

とと

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大学卒業後、数年のサラリーマン生活を経て、フリーランス翻訳者に。技術系から出版物と、幅広い分野で高い評価を得ている。趣味は音楽。ただいま子育て奮闘中。[2005.11月末終了]

背番号8

背番号8
イギリスに長期留学後、インハウス通訳者として数社に勤務。現在は、フリーランス通翻訳者として活躍中。若手通訳有望株の一人![2005.11月末終了]